おさだ塾の自主公演「ゆーもれすく」を終えて

皆様、おはようございます。
ムラサトシです。
時の過ぎ行くのは早いもので、先日のおさだ塾の自主公演「ゆーもれすく」を上演させていただき、早1ヶ月が経とうとしています。
大変遅くなってしまいましたが、公演にお越しいただきました皆様、本当にありがとうございました。
いかがだったでしょうか……。
今、思い返しますと、脚本がまだまだ未熟であったなぁと、大変反省しています。
限られた空間を活かしつつ、お客様に楽しんでいただける、「心のお風呂」になるようなお芝居をお届けする、本当に難しいなぁと痛感しました。

先日、日本を代表する俳優、仲代達矢さんが旅立たれました。
僕は「帰郷」という作品で、幸運にもご一緒させていただくことが出来ました。
撮影現場での仲代さんの佇まいは、今も忘れることが出来ません。
数日前、NHKさんで再放送されていた仲代さんのドキュメンタリー番組を拝見することが出来ました。
その中で、
「人間とは何ぞや…」
と仰っていたのを記憶しています。

僕がお芝居の門を叩いたこの「劇団おさだ塾」の創立者長田純先生は、
「演劇は、心と体で学ぶ人間学」
というお言葉を残して下さっています。

長田先生のお言葉と仲代さんのお言葉、お芝居というものを突き詰めていくと、やはりそこに行き着くのだなぁと、怠け者の自分に嫌気が差してしまいます。

僕は今おさだ塾で生意気にも作・演出をさせていただいていますが、外部では俳優としても活動させていただいています。
人物に生きる、ということを考えると、巡り巡って自分を見つめる作業に入ります。
脚本を書き、俳優の皆さんに演出をしようとすると、その何倍も自分を見つめないといけないことに気づかせていただきました。

「演劇は、心と体で学ぶ人間学」
こんな端的でわかりやすい言葉でお芝居の何たるかを示して下さった長田先生の思い、僕は無碍に無くしたくないなぁと、生意気にも思っています。

ですので、来年も、もし舞台が出来るのであれば、また本を書き、皆様にお届けしたいなぁと思っています。
至らない点が多々あると思いますが、どうか温かい目で見守っていただき、また劇場に足をお運びいただけましたらと思います。

おかしな病気も流行っていますので、皆様、くれぐれもご自愛下さい。
またのご縁をいただけますよう、心より願っています。

追伸
読み返しますと、それらしいことを言っていますが、イマイチな脚本を書いてしまった時の予防線ですね……。
申し訳ございません……。

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お待たせ致しました

2025年 おさだ塾秋の自主公演のチラシができ上がりました。

今回は、新作書き下ろしの現代劇をお届けいたします。
皆様お誘い合わせの上、ぜひごご来場いただければ幸いです。

チケット予約開始

インターネット予約が出来ます。
下記にてお申し込みお待ちしております。

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